7,8人目をすっ飛ばしていますが、書きやすいところから書くというスタイルでやっていきたいと思います。
9人目はYahoo!お見合いで出会った方です。
年齢:28歳
職業:事務職のOLさん(最近転職したらしい)
都内に一人暮らし。
プロフィールを見てもそこまで惹かれるところはなかったのですが、
その平凡なところにかえって好感を持ち、メールをオッ食ったところメッセージ交換が成立しました。
聞くと、転職前の業種が私と同じだったことから親近感を持ったらしいです。
同業や元同業者は結婚相手としていいですよね!
私の業種は定常的に忙しいのですが、理解のない妻だと終電で帰ってきたとき「浮気してきたんじゃないの!」と責められそうです・・。
元同業なら業界の話や仕事の愚痴も共感してもらえるので話のネタも豊富になりますね(コミュ障としてはこれが一番ありがたい)
実際、一度平日にお会いしようとしたのですが、突発的な仕事のトラブルで帰れなくなり、やむなく延期をお願いしたことがあります。
その時も、元同業さんは
「この業界じゃよくあることですよね。私もむかしは~」
と共感してくれたのです。
やはり平日はやめにして、次の土曜日に表参道でお茶することにしました。
表参道なんておしゃれな街、コミュ障の私は普段選ばないのですが、たまたまその日の午前中に自己啓発セミナーが表参道で開かれており、それに参加するために待ち合わせ場所もそこにしたのです。
(この自己啓発セミナー、婚活の足しになれば参加したのですが、思いっきりクソでした。詳しくは別記事で書きます)
表参道の交番の前で待ち合わせること10分ほど、元同業さんが表れました。
あか抜けた感じで、髪も茶髪、目印にしてくださいといわれていた赤い腕時計がとてもおしゃれな方でした。
Yahoo!お見合いに写真掲載されてなかったので、ある意味賭けだったのですが、この時点でかなりガッツポーズです!
表参道はおしゃれなカフェであふれていますが、数少ない女友達からおススメされたカフェに行ってみました。
するとどうでしょう、店員さんがみんな外人なんですよ!
かなりビビりながらも、片言の英語で対応するしかないな、と思っていたら
「2名様ですか? こちらへどうぞ」
と流暢な日本語が。
トレバー「・・・・」
元同業さん「・・・・」
一瞬無言になりましたね。
そこはイタリアンのお店で、私と元同業さんはパスタとピザをそれぞれ頼み、半分ずつ食べることにしました。
雑談タイムはやはり私の職種の話になりました。こんな苦労があったとか、こんな上司や同僚に振り回されたとか・・元同業者だけあって、業界あるある話に花が咲きました。
普段聞き役に回ることの多い私ですが、この日ばかりは主体的に話せました。
ですが、話をしているうちに恐ろしいほど共通点が多いことがわかってきたのです。ただの偶然では済まされないほど。
元同業さん「もしかして、トレバーさんが勤めている会社って○○ですか?」
大正解でした。そうです。元同業さんは「元同じ会社の社員」でもあったのです!
とはいえ、私の勤め先は大きな会社であり、勤務先もバラバラ、同期でもないのでお互いに面識はなかったのです。
そこでむくむくと頭をもたげてきた疑問が・・
「なんで会社やめてしまったんですかねぇ」
と口には出せなかったのですが、元同業さんの方から話してくれました。詳細は割愛ですが、要は上司や同僚とそりがあわなかったこと、仕事が多忙すぎたことが原因のようです。
元同業さん「転職して年収は半分ぐらいになったけど、ストレスもないし、ほぼ定時で上がれるし、とても快適です」
トレバー「あなたの倍の年収だけど、毎日終電でつらいです・・」
とは言わなかったですけど、正直ちょっとうらやましかったです。
サプライズがありましたが、元同じ会社とはいえ、お付き合いするうえでの問題にはならないようでした。
「もし仮に結婚式にトレバーさんの上司が来ても、私のことを知っている人は一人もいないでしょうし・・」
と何やら具体的なお話まで。
ここまでは素晴らしい展開だったのですが、あることがきっかけですべて台無しになってしまうのです。
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