コミュ障アラサーリーマン♂だけど、ツヴァイで2年かけて入籍できました

コミュ力の低いアラサーサラリーマンがツヴァイ、Yahoo!お見合い、婚活パーティを駆使し、約1年半の婚活期間を経て婚約にいたりました。その中で得た気付きをまとめていきます。

サンマさんとは同じ最寄り駅に住んでいるご近所同士ということが判明!

近場の喫茶店で、まずは軽くお茶しようということになりました。

その1時間前には現地へ到着し、淡々とロケハンする私・・・

第一候補に選んでいたタリーズは、すでに満席の様子。しかし三階のマイナーなカフェには空きがあるのでそちらを選ぶことにしました。

そして約束の時間・・・

サンマさんのメールどおりの服装の方が、駅前のビルの前に立っていました。
「あの・・サンマさんですか?(小声)」

声をかけると、硬い表情でうなずいてくれました!

サンマさんはけして美人とはいえないタイプでしたが、落ち着いた感じの衣服と、それなりに手が込んでそうな髪型が私には好印象でした。

ここからがコミュ症の本領発揮ですね。

「あ、ありがとうございます。お、お忙しいなか・・・」

と、かみまくり、かつ緊張しまくりでお辞儀する私。

でも、サンマさんも同じようにペコペコ頭を下げてくださるのでした。

ん!? これは・・・・と同類の匂いを感じ取る私。

あとから知ったのですが、彼女は私に負けず劣らずコミュ障なのでした・・・。

「じゃ、じゃあ、二階の喫茶店に参りましょうか!」

それだけいうと、私はエスカレーターに飛び乗りました。

サンマさんも後についてきます。

心臓をバクバク言わせながら、無言の男女がエスカレーターを上っていきます・・・。

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サンマさんへメールを送るために小一時間はかかってしまいました。

思えば面識のない女性にメールを送るなんてはじめて。かつ、もしかしたら私のフィアンセになるかもしれない相手なのですから、変なメールは出せません。

あまりひねった内容はよくないと考え、本当にシンプルな、お礼といついつお茶しませんか、という文面だけ(顔文字は控えめにし、文末に1回だけ)を送信!

すると、わずか数分で返事が!

しかし、それはメール送信エラーの通知でした・・・

あとでわかったのですが、PC上に表示されたメールアドレスを間違って打ち込んでしまっていたのです。

気を取り直して、メールを再送信! 今度は数時間後に返信がありました。

内容は、OK! 今度の土曜日に合ってお話ししましょう、という内容のメール。

私は飛び上がらんばかりに喜びました。そして、いそいそと、面接に使う喫茶店のロケハンに繰り出したのでした・・・それがわりと無意味なことだと知らずに・・・。



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大手結婚相談所O社に入り、入会金と初月分もろもろ含めて十万円以上を支払ってから数週間後・・・

私のもとに3通のプロフィールが届きました。
どきどきしながら、PCを操作し、まずは何よりも先にお写真を拝見・・・

うーん・・・

顔ぶれ的には可もなく不可もなく、といった感じです。
A)小顔でめがねが似合っているけど、ぼさぼさした茶髪のせいで歳の割りに老けて見える方
B)ショートカットで活発的な感じの黒髪の女性(女優の「りょう」に似ている)
C)色白で瓜実顔の人。平安時代からタイムスリップしてきたような。

一年ほど続けて来てわかったのですが、全体的にレベルは高い代わりに、一目見てすごい美人というのも婚活市場にはいないようです

たとえば学生時代のクラスを想像してみて下さい。女子が20人いて、それぞれグループを作り、スクールカーストを作っているでしょう。
上位1~2割程度は婚活市場に流れてくるまでもなく(仮に流れてきても一瞬で売切れてしまうのでしょう)お目にかかることはありません。
その代わり下位2割~3割程度も見かけません。はじめからあきらめて趣味の世界に没頭しているのか、始めたとしてもまったく申し込みが来ず、早々にリタイアしてしまうのか、いずれかなのでしょう。

さんざん悩んだ挙句、Aさんに申し込みをしました。
見た目はあまり気にせず、私より高学歴なところと一人暮らししている(ほかの二人は実家暮らし)のところが決めてでした。料理が趣味、というのもポイント高いですね!

そして、申し込んでから二、三日後、無事にOKの返事が来ました!

PCの画面上に表示された連絡先のアドレスをケータイに登録して、さっそくメールを書き始めましたが・・・・
ここでお得意のコミュ障が発病してしまうのでした。

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